「動物 短編」を含む小説

村で顔見知り程度のウサギと亀。速さも生活も価値観もまるで違う二匹は、ある小さな出来事から言い争いになり、思いがけず“競争”をすることになる。 かつて語られた寓話とは違い、現代の世…

満月の夜に現れるのは、狼男。 とっても優しい、優れた男・・・でもオオカミ。 事情を話し合うまでに、少し時間が必要だったと思うのです。 お互いが意識しあってること、最初から気づいて…

月夜に一人の男が、銛で魚を突くスピアフィッシングをしている。餌を糸に結わえ、やってくる獲物を岸で待ち構える。彼が狙うのは果たして……。 650文字制限で課題用に作成したショートシ…

曽祖父と犬のジョンの話 これは実体験です。

おれの亡骸は、雪に埋もれて見えなくなる。 誰にも気づかれない。 動物たちも眠っている。 おれは消える。 死んでもなお、肉体はこの世に存在しているのに、おれはこの世から存在が消える…

都会から少し離れた場所に、ひっそりと佇む「100丁目レトロ喫茶」。 そこでは、ときに人や動物や物、あるいはまだ見ぬ何かと出会えるという、不思議な噂がある。 訪れるたびに広がる…

カクヨムコンテスト11【短編】で中間選考突破したい女がAmazonで動物とおしゃべりできちゃうキャンディ注文します。蜘蛛が出ます。

夜の雪原。毎晩のように月を見上げるキツネとウサギ。そのウサギは人間を見たことがありませんでした。 ある星のはなし。

探偵と三毛猫が紡ぐ、少しヘンテコな短編連作。 ひとつずつ、曖昧な世界がふくらんでいきます。 三毛猫さんワールドへようこそ。 （以前の短編とはちょっと違った趣で、いったん7話で…

　娘の『ひなた』が象を見たいと行った。 　『ひなた』と『パパ』と『私』の家族三人は日曜日に動物園へ行く予定を立てる。 　そして日曜日当日、『パパ』に急な仕事が入ってしまった。…

動物ですら近づかない、なんとも不思議な小屋。吹雪が吹きだす夜に二人の少女がやって来て、小屋のは束の間の役目を果たす。

狸が事故に遭った。怪我をした。 そしてばあさんに出会った。 ばあさんは事故を目撃した。怪我をしていた。 そんな狸に出会った。 そんな2人(+1)が贈る、ショートストーリー。 …

「なにか美味しいものを知ってるか」 熊が岩に書いた手紙に、誰かが返事を書きました。 熊は、新しい味に出会えるでしょうか。

動物園で暇そうにしていたチンパンジーたちに、スマホを与えてみたら……

　『動物が出る温泉』と聞いて、温泉巡りが趣味のOL、泉穂香は休暇も兼ねて某県にある隈谷温泉にやって来た。 　かつて行った猿が入る温泉に思いを馳せながら、彼女は隈谷温泉の湯船を堪能…

秋の森の広場で開かれる「つなひき大会」。 ゾウやクマ、サルといった力自慢のチームに混ざって、今年は初めて――小さな虫たちが挑戦します！ 相手はサルさんチーム。どう見ても分が悪い…

荒れた大地しか知らずに育った少年は、伝承にある「緑の大地」を夢見て旅に出る。 仲間を失いながらも諦めず歩き続け、最後に崩壊を免れた小さな森へたどり着く。 シリアスで切ない、け…

南の果て、氷の大地に住むペンギンのピピは、泳ぐのが得意な小さな冒険家。 でも、ずっと夢見ていました――「いつか空をとびたい」と。 そんなある日、海をわたって迷い込んだのは、地上…

【2025/9/25】 全編公開予定です。通販は継続します 2025年9月14日（日）開催の文学フリマ大阪13で頒布する小説のサンプルです サークル名は「鶴田文庫」です。スペー…