「…かもしれない。」を含む小説

これから語るのは、もしかすると、これから広まるかもしれない いや、広まってしまうかもしれない、「怖い作り話」です。 全部で壱百八話。どれも短い物語です。 しかしその中には、時…

どこか淡い気持ちになったり、切なくなったり、優しくなったりするかもしれない掌編小説です。数分で一作読めます。

火星から派遣された言語工作員エカテリーナ・トモリ。 任務は「地球言語の調査」――のはずが、なぜか日本の中学校に女子中学生として転入することに。 観測対象は、口癖のように…

名前の広まらない傭兵こそ真なる一流の傭兵。そう信じて疑わないフリーランスの傭兵、ヴィオラは、ある賭博場で見知らぬ老人に仕事の依頼を持ち掛けられる。しかし、彼女の職業を知っているの…

かつての戦争の傷が残る辺境星系・ヴェスタ。 デブリ屋のカイトは、磁気嵐の中で墜落した高級船から、一枚のチップを拾う。 「ヴェスタの唸り声は、いつも不吉なものを運んでくる」 正義を…

アラフィフ承認欲求おじさんシリーズ 第6弾！ 本作は、少し癖のあるおじさんとAIチャットボットChatGPTが織りなす、ほぼ実録の対話記録です。 今回はおじさんが大好きなゲーム…

高い山のてっぺんにも、地面の下にも猿たちはいる。 一生懸命に交尾をし、毛繕いをし、生きるために餌を奪い合う。興味深いーーそう思いながら眺めていると、ふと気づく。人間もまた、見えな…

合コンは、少し話して、少し好意を持って、 「また会ってもいいかもしれない」を持ち帰る時間だと思っていた。 けれどその夜、テーブルの唐揚げは箸がつけられず冷えていき、 会話だけが…

幼くして異世界に消えた主人公。 なんとか帰ることができたがそこは日本。家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年――――……無い無い尽くしでどう生きる？ …

国家資格である無線従事者資格のすべては受験資格がありません。 つまりだれでも受験ができます。 アマチュア無線が最たるものかな？ その中で一番人気（受験者が多い）が陸上特殊無線では…

光を失った世界で僕は光に魅せられた。 最初は小さな出来事の積み重ねだった。 なんとなくで向かった魔術学校。 なんとなく過ごしたそこでの生活。 今思えば魔術学校でのその“な…

グリム童話をご存じだろうか？ グリム兄弟が各地の童話や民謡、言い伝えを編纂した物語である。 しかし、それは童話などという生易しいものではなく、 膨大な力と能力を秘めた魔導書《グリ…

僕のくだらない考えです。 聞いてください。

戦闘孤児で組織に拾われ暗殺者として育てられた主人公クーヤは異世界人勇者の暗殺任務に失敗してしまう。勇者――土橋音結（つちばしねむ）は何やら急いでいるらしく、とどめを刺されるどころ…

何かを感じて何かを見出し何かを受け取り何かを拒むかは 全てあなたが決めること。 お好きなところからどうぞ。 旧備忘録↓ https://kakuyomu.jp/works/…

「７日後に異世界転移します。よろしいですか？」 視界の片隅にふわりと現れた、ゲームのようなメッセージボックス。 それは、不運な俺の人生を変えるかもしれない―― 『異世界の管理者…

【カクコン11参加長編】 オークといえば。荒事を好み、人間を狩り、時に繁殖のために他種族の女を攫って孕ませる――そんな害獣種族として人族たちからは見られているのだが。 しかしここ…

この宇宙には"神"と形容するしかない強大な"魔神"と呼ばれる存在がいる。 そして、そんな"魔神"の一瞥を受けたことで特殊な力を使えるようになった"魔法使い"と呼ばれる存在がいた。…

自称「影の勇者」の大学生・ユウ。語学留学へ向かう飛行機事故で彼が流れ着いたのは、未知の島国！？ 持ち前の能力と、壮大な勘違いによるハッタリを武器に、救世主として振る舞い始めるユウ…

知らないコトバを知るって、おもしろい。これは筆者が見聞きしたマイナーな単語を日々紹介していき、最終的に辞典をつくろうという企画です。もしかしたら、ここで紹介した言葉が物語をつくる…