「鳥の」を含む小説

第１７回「ワールドダンスフェスティバル」の企画メンバーの一人、黒木は、先輩から『鳥舞師』の話を聞き、その足取りを追っていきます。

西暦2200年。 地球圏は未確認飛行体による接触を受け、各国は宇宙戦闘部隊の再編を急いでいた。 舞台は、軌道上に浮かぶリング型母艦《プロメテウス》。 そこに“空の支配者”と呼ばれ…

東堂一斗は38歳の中小企業の平社員だ。 彼は妹の息子へのプレゼントを渡した帰りに、小さな鳥を助けようと道路に飛び出し、トラックに轢かれて死んでしまう。 真っ白な空間に立ってい…

アレックスは父親の弟子として錬金術師として活動していた。だが父親が急死をしたことで、国家資格を持っていないため猶予期間を超えて錬金術師として活動すれば重罪となってしまう。 アレッ…

三百年前、世界を救った「秩序の神」奏（そうた）。 その正体は、不老不死の宿命を背負った「元・人間」の青年だった。 ​「普通の人間として、穏便に調査をしたい」 そう願って闇に…

わがまま王女サマの言いがかりで、国外追放にされた元子爵令嬢の私。 選択肢は蛮族と噂の獣人国だけ……と、やけくそで向かった先で、侍女仕えで培った髪結いを披露したら、鳥族の人々に歓迎…

菅原ふみ、１６才。 ごく普通に産まれ、ごく普通に育ち、ごく普通に恋をした（予定）彼女。 ひとつだけ普通と違っていたのは、ＪＫの脳内は広島ヤ〇ザだったのです……！ 尻鳥が若いころ…

コートニーの世界は黄色で溢れている。 家族は皆、美しい金色の髪をしており、婚約者も王族ゆかりの金髪である。晩秋の今は、鮮やかな銀杏の葉で足下まで黄色一色になっている。 コート…

【第三部＝完結編、連載開始！】 おれのじいちゃんがすごすぎる件。……昔からすごかったんじゃが？ じいちゃんの作った時空転移装置で、じいちゃんはばあちゃんを捜しに行く。 おれはじ…

私のお母さんは、家事をしない。 いつもソファで寝転がり、ポテチをつまみながらテレビを観ている。洗濯もしないし、料理も作らない。お米すら炊かない。 でもそれが当たり前だから、おかし…

会社の炎上案件で倒れた俺は、目覚めると生前やっていたゲーム『ブレイドルーン』の中に転生していた。……ゲーム序盤で主人公に裁かれる最低の悪役『ゴミカス伯爵』ゴットハルト・ミハエル・…

たぶん古い時代の、中華ぽい地域の、北の蛮族が暮らす垂逸国――。 那侘弟鼓呼氏の王太女である烈は、山野を駆け巡って賊をしばき、装甲車で暴走して面白おかしく暮らしていた。 ところが、…

高校２年生の青鳥要は、メンヘラヒロインたちよる蟻地獄にハマっていた。 ――構ってもらうために不登校になった義妹。 ――同じ時間を過ごすために留年した先輩。 ――自分を追いか…

彼氏にフラれた勢いで、結衣(ゆい)が手を出したマッチングアプリ。 アプリで知り合ったイケメンとウキウキ初デートのはずが……気づけばそこは異世界だった！？ 「魔王を倒して世界を救…

皇帝の美しき悪魔の鳥、宮廷の備品と呼ばれる家令。 兄弟姉妹である彼ら。 皇帝の一番近くで囀り、宮廷で最も輝き、戦場で一番最初に死ぬのも、私たち。 一騎当千。そう教育されて、生き…

スライムをテイムするのがやっとなほど、弱いテイマーである私は、森を彷徨っていた。 そこで、四足歩行の鳥さんと出会う。 「鳥さんだ……」 「我を鳥さん呼ばわり……だと？」 「喋っ…

30歳のプログラマー・篠原陽は、ある日突然異世界に転移し「モンスター育成士」という希少職業を得る。モンスターと真の絆を結ぶ力を持つ彼は、創世神龍ヨルムンガンドのルリ、太陽神狼シリ…

新人通信士のミカは、今日も地下基地で訓練中だった。 そこへ“筋肉バカ”と噂のヴィクターが乱入してくる。 「おいミカ、筋トレするか？」 「いきなりですね？何するんです？」 …

迦陵頻伽（かりょうびんが）。極楽浄土に住まうと伝えられる、妙なる声を持つ半人半鳥の存在……。 時は九世紀半ば。かつて遣唐使だった身の丈七尺半（約225cm）の大男・橿原良嗣（か…

　怪しい薬の作り方なんて、ろくなものでないってのが相場である。 　アリアこと、鳥の少女のアリアンヌは、自らの魔法を知らず知らずのうちに薬の材料として差し出していた。