まず、カクヨム作家銀賞の受賞、おめでとうございます!!この作品は、世界の闇に迫っているような、とても深い小説でした。私たちにとってもこのような小説はとても価値が高く、大切なものだと思います。また、終わり方も非常に良かったです。最後の一文の後ろから勝ち誇った香枝の笑顔が垣間見えたようでした。まるで経験談のような他人事とは思えない叫びも印象的。このような子がこれ以上できてしまわないようにと、祈るばかりです。素敵な作品をありがとうございました。
まず、タイトルの「ナマケモノ」という比喩が好きです。内容は、児童虐待されている子供が主人公の物語。十代の逃避行って、それだけでそそられるものがあります。リアリティのある日常描写、会話に、とても心が揺さぶられました。現実問題として存在する社会問題ですよね。最後は、悲しいバッドエンドではありますが、筆者さまの熱く訴える気持ちを感じました。とても心に残る作品です。少しでも、こういう子供が減るといいな、という願いをこめて。是非、読んでみてください。
大人は何もわかっていない。身体に痣や傷がなくても、子供はいとも簡単に壊れてしまう。驚くほど壮絶なリアリティと共感性が表現されていて、思わず息を呑みました。このような、素晴らしい小説に出会えてよかったです。
ソファーで眠るナマケモノに、きっと何かを期待していた。ヤングケアラーとかネグレクトとか、社会の問題に真に迫る今作。実際にありそうな切実さが、胸に刺さります。物語でしか伝えられないことを、ぜひとも感じてみてください。