「​#ホラー」を含む小説

光の街に生きる聖女、まどい。穏やかな日々は、一冊の謎めいた本『罪人録』との出会いで一変する。本から溢れ出す物語が現実を侵食し、彼女を過酷な運命へと誘う。美しくも残酷な本格ファンタ…

学生時代、私は友人と共に泊まった旅館で、不可思議な心霊体験をした。 その部屋は、かつて男女が浴室で無理心中を遂げたという、いわく付きの場所だった。 そしてその夜、私は夢の中…

異世界へ行くのは人間だけじゃない。 見ると７日後に死ぬビデオテープが、関わると死ぬ家が、藁人形が、女子供を殺す呪物の箱が異世界へ流れ着いた時。巻き起こるのは新たな惨禍。 もう異世…

残暑がまだ厳しいこの時期にふと思い付いた。 せや、怖い話を書いたろ、と。 だから周囲の誰かに聞いてみよう。あ、そこのカップルさん、何か怖い話はありませんか？

久しぶりに「きみ」と再会した「ぼく」は、一人旅の間に起きた出来事を話す。「きみ」の反応を愉しみながら……。◆ タイトルは造語。毎度お馴染み（？）吸血鬼をモチーフにしたショートショ…

金曜日の帰り道、私は必ず本屋に立ち寄る。いつもなら行かないはずの古い書店に入ったある日、私は彼女と出会った。その日から私の平穏な暮らしは少しずつ変化していった……

20XX年、大豆生田賢治内閣によって『老害対策法』が制定された。 告発された老人は老害審判にかけられ、死刑になるか無罪放免になるかの二択だ。 当初から老害対策法に反対する厚労大臣…

一話目、タイトル変えました。 ホラー短編一話だったのですが、奇譚短編集としてマイペース連載になります。 「ランドリー」 濡れた洋服が大量に入っている重たい籠が二つ。今日もランド…

KACお題「スマホ」に向けて書きました。趣味全開で書いた、実話怪談風創作怪談です。

ある日、レイナード邸に２人の探偵がやって来る。 半年前に３人の死者が出た事故について、調べにきた探偵たちだったが、2人はリリーという娘が気になって仕方がない。 冷たい笑みを浮…

「第七回こむら川小説大賞」によせて書きました。怪談の類いだと思うので、いちおうホラーにしました。

深夜、ドライバーの鼻をつまんで引っ張る「ゾウさん」。次に現れるのは「ワニさん」。その次は？

習作です。 残酷描写ありにしてますが、保険です。

KAC20216「私と読者と仲間たち」に寄せて書きました。現代ファンタジーと迷ってのホラーです。 なおこの作品はフィクションであり、作中に登場する人名およびサークル名は、実在のも…

ある女性漫才コンビの漫才ネタを書き起こしました。最近メディアには出てないみたいですね。芸人やめちゃったのでしょうか？

【KAC20245 はなさないで】作品です。こんな内容であっているのかしら？ 普通に起こるホラーなお話。鬱ってこんなふうにもなっちゃう事あるんですよね。 ちょっと思いついた散文で…

温暖化による海面上昇に次ぐ氷河期と、脊椎生物の異常変異によって、世界は滅亡まで秒読みになった。 俺が乗る氷海探掘船モカ・ディック号は人類の先遣隊だ。 真っ白な氷海から、淡水が流…

これは、主人公(僕)がホラー世界に来てしまい、その世界からどうやって脱出するのか、その中でどのようなことが起きるのかを描いた物語です。

「偽教授竜葬杯」によせて書きました。