「怒りを抑える=平和」へ短絡した国家が、外敵の“挑発”で自壊する構造が明快で、短編の寓話として完成度が高いです。装置が“敵”ではなく“自国の憲法(制度)”として描かれるため、責任の所在がぶれず、読後に苦い納得が残ります。
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