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概要
ざまぁ、なんていらない。最推しが「英雄」になる未来を、私はただ守る。
「ロザリンド、君との婚約を破棄させてもらう」
学園生活最後の卒業パーティ。
会場に響き渡るイリアス様の声は、驚くほどカッコよかった。
私は、その言葉を待っていたと言わんばかりに「わかりましたわ」と頷き、踵を返して外へ向かう。
計画通り。
これで、イリアス様はヒロインと結ばれ、真の英雄になれる。
――無事に婚約破棄されて、本当に良かった。
……でも、本当に?
二律背反の感情が渦をまく。
最推しが「幸せ」になる瞬間を見届けた、最高の喜び。
最推しの隣を「永遠に失った」、たった一人の不幸。
転生悪役令嬢は振り返る。
そこには、ざまぁでも救済でもない。
蓋をして厳重にカギをかけた、泥臭いほど純粋な「愛」があった。
学園生活最後の卒業パーティ。
会場に響き渡るイリアス様の声は、驚くほどカッコよかった。
私は、その言葉を待っていたと言わんばかりに「わかりましたわ」と頷き、踵を返して外へ向かう。
計画通り。
これで、イリアス様はヒロインと結ばれ、真の英雄になれる。
――無事に婚約破棄されて、本当に良かった。
……でも、本当に?
二律背反の感情が渦をまく。
最推しが「幸せ」になる瞬間を見届けた、最高の喜び。
最推しの隣を「永遠に失った」、たった一人の不幸。
転生悪役令嬢は振り返る。
そこには、ざまぁでも救済でもない。
蓋をして厳重にカギをかけた、泥臭いほど純粋な「愛」があった。
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