どこかに後藤さんもいるかもしれない

作者SB亭moyaさまによる、本格ホラーです。

ぼくはですね、『寄生獣』のミギーのようにままならない右手との共同生活、そしていつしか心通わせていく展開を想像しながら読んでいたのですよ。

いや、ままならないのは確かなんですけど、どうも様子がおかしい。
繰り広げられるのは「ぼく」と「彼女」と「彼女パパ」とのほのぼのとした同居生活。
まあ、たまにビンタされるのでほのぼのはしてないか。

そうしてこのままシュール話として物語が終盤を迎えようとしたとき、主人公は知ることになるのです。彼女の、というより彼女の一族の数奇な運命を。

moyaさんのテンポでホラーが描かれるとこうなるんだという必見の一作。
おすすめです。ぜひ。

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