ファンタジィは自由なもの

 作品の内容ではないレビューになることをお許しいただきたい。本来、ファンタジィとは想像力で全く新しい世界を創造するもの。そこはわたしたちが属する文化の規定や歴史の文脈から自由な世界である。何が起きるかわからない物語に読み手は胸を躍らせ、しかし全く異なる世界の中に普遍的で損なわれることない大切な価値を見出すこともできる。わたしはそういうファンタジィに出会いたいし、この物語はまさしくそういうファンタジィだった。
 要するにとてもとてもとてもわくわくしたので、ぜひ読んでほしいのです。