足を止めた、魔法少女が思うのは。

本を読むことが禁止された世界。
魔法少女のシアンは、ただ淡々と本を読む人を取り締まっていく……。


読者が規制された小説はいくつかありますが、魔法少女と絡めているのが独特でとても面白いです。
短編らしく、一部始終のみを伝えて全ては語らないというのもこの世界観にマッチしており、読み終えたあと満足感ともっと読みたいという物足りなさを同時に感じました。

シアン。
色の名前だと思われたそれが、次第に『思案』に変わっていくというのも印象的です。

退廃的でダークな雰囲気が好きな方、おすすめの短編だと思います。

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