この魔法少女の話はひと味ちがう! 繊細で考えさせられる物語

読書を止め、思考停止した社会は安穏とした「楽園」と化していた。
その秩序を守るのが、読書を取りしまる魔法少女たち。
彼女たちは毎回決まり文句で警告し、刑を執行する。
しかし、ある魔法少女がそんな職務に疑問を抱いてしまった――。

淡々と描かれる彼女たちの仕事と、そして徐々に心に引っかかっていく問い。
魔法少女の心の機微が繊細に描かれたロマンチックな物語でした。
そして「読むこと」「自分の言葉で話すこと」「疑問を持つこと」が自由に行える社会の幸せを再認識しました。面白かったです。

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