産まれた命に救いを
- ★★★ Excellent!!!
耳の中に『耳卵』ができることがある世界。耳卵からは人間に似た『似人』が産まれ、どんどん大きくなって知能も高くなる。
だが、似人に人権は認められていない。
主人公は、当初は決められた通りに、孵った似人を全て引き渡すことに抵抗はなかった。
しかし、何気ない行動によって聞こえた「音」をきっかけに、似人の扱いに疑問を持っていく……。
似人の正体が何であるのか、はっきりとはしない。
人間に似た、人間に都合のいい存在なのだろうか。
だが人間に、似人の全てを奪う権限などあるのだろうか。
不思議な生き物と、それをどうするべきか悩む主人公。
「二人」がどうなるのかは……あなたが確かめてほしい。