応援は、結果を変える魔法じゃない。傷つかない約束でもない
- ★★★ Excellent!!!
主人公はある理由で「応援の無力さ」に絶望した少女・ルナ。
時を経てアイドルとなった彼女が、理不尽な逆風に晒される中で再び「推し」を応援する姿を描いた物語です。
この作品の魅力は「信じることへの恐怖」を正面から描いている点です。誰かのために声を出して応援するという「祈り」に似た行為が、いかに人の足を一歩前へ進めるのか。
一度は応援することをあきらめ絶望したルナが、再び応援の声を上げるまでの心理描写がこまやかで、丁寧な良作です。