斬新な設定だ。最初の台詞から、??マークがいっぱいだった。でも、非現実と現実の表現が上手いから、いつの間にか受け入れてしまう。そこに、冷蔵庫化と恋の葛藤を持ってくるのも面白かった!!お勧めの作品です。
「もうお母さん、私が冷蔵庫に変身しちゃう心配してよ!」最初のこの一文で惹きつけられました。主人公は「冷蔵庫に変身してしまう」という摩訶不思議な体質を持つ女子高生・涼夏。設定のユニークさも面白いと思いましたが、作中の「夏の描写」がこまやかだなと感じました。蝉の声、土間の匂い、喉を駆け抜ける麦茶の冷たさ。それらが丁寧に、鮮やかに描き出されています。ユニークな短編を読みたい方に特にお薦めの良作です。
冷蔵庫って無くてはならない物だなと改めて思いました。他にも必要不可欠な家電は色々とありますが冷蔵庫の便利さは替えが利きません。だから擬人化されると愛おしい存在にもなりうるのだなと。余談ですが今はもう冬なので炬燵少女とかも気になってきますね。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(139文字)
冷蔵庫に変身するってどういうこと!?と思ったあなたへ。読めば分かります(それはそうだ)。その中に、甘酸っぱい恋愛模様もあったりして、ほんわかしています。とにかく冷蔵庫に変身が少しでも気になったらぜひ!
主人公の涼夏は冷蔵庫になりかけています。そこに涼夏が恋をしている幸也がやってきます。幸也は告白しようとします。涼夏は一旦、幸也を家に帰そうとします。この辺りの10代のあれやこれやな気持ちと理屈となんだかんだが非常に胸に来ます。涼夏は一生懸命で、幸也は優しいから一回乗っかって、お姉ちゃんは見守っています。私は、姉と共に見守ってました。私もクーラーボックスくらいで現場にいたかもしれません。