「人が本当に必要としているもの」を見抜く目を持つ姫君の贈り物

「王様の贈り物係」に任命された末っ子の姫君・ティアナ。
頭が悪いわけではなく、容姿も性格も悪くはない。だが目立った長所が見つからない。そんな彼女が、人が本当に必要としているものを見抜く目を持ち、様々な贈り物をする物語。

エピソードを重ねるごとに贈り物の重みが増し、最後に彼女に渡された「贈り物」がどんな宝石よりも輝いて見える構成が見事です。

読み終えた後は、春の陽だまりのような優しい余韻が残る良作です。

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