「のっぺらぼう」が現代によみがえる!夜道に悲鳴が響く……と思いきや!?

江戸時代頃より認知されるようになった妖怪・のっぺらぼう。
本作は舞台を現代に移して、のっぺらぼうが大活躍!
よってその姿も、多少は現代的な見た目に!(顔はつるつる卵のままですが!)
彼はスーツを着込み、『ハッピー』を届けるという謎の目的をもって、人々を驚かせておりました。
一月一日のめでたい日にも、休まずに夜道でスタンバイ。
と、そこに一人の女の子がやってきます。
蹲る彼に、親切にも声をかけてくる女の子。
そこで顔を上げるのっぺらぼうですが、女の子は以外にも「もしかして、お父さん?」と一言。
どうやらその女の子の父親は、上から落ちてきた植木鉢に顔をつぶされ、亡くなったらしく……家に連れ帰られ、彼女の死んだ父親の霊と疑われることに!


前編でのいじり倒されるのっぺらぼうに、爆笑必至でした!
そして後編、なぜ女の子は「父親の霊」と思ったのか、父親はなぜ死んだのか、のっぺらぼうはなぜ『ハッピー』と言っていたのか……その他すべての謎が明らかにされます!
天才の構成に脱帽するのみです!
是非ともご一読のほど、爆笑と驚嘆をお楽しみください!

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