母になるということ

これはすごい。
「卵」のテーマでいろいろ読んできましたが……
現状一番惹きつけられました。

ページを捲る指が止まらない。
どうなってしまうんだろう?

こんなふうに熱中して物を読んだのは、久しぶりな気がいたします。




主人公は、「卵黄欠乏症」という病気を患っており、
本来赤子が産めません。


しかし、愛しい人との間に子供が欲しくなりました。

本来、与えられない物を欲しがってしまう。
そのような人間の欲望にはリスクがどうしてもつきものです。


最新科学によって、自分にも赤ちゃんが産める可能性が出てきたということでした。


しかし、それは、自らが人体実験のモルモットになることを意味します。








出産の孤独。
そして、経験者が誰もいないことへの不安。

さらに言えば、医学のために非検体となる動物への倫理。

色々なことを考えさせられるし、描写の一つ一つがとにかく
「リアル」なんです。


山本先生はおそらく男性なのですが、「本当か!? だとしたらすごいな!!」

と感心させられてしまいました。








これはすごいですよ!

ぜひ、ご一読を!!















その他のおすすめレビュー

SB亭moyaさんの他のおすすめレビュー1,063