少年アレックの感動は、きっとあなたの心にも届きます。

家の修理費用を稼ぐために仲間とダンジョンへ向かったひよっこ冒険者が、思いがけず「命の終わり」と「命の巡り」に立ち会う。
彼らは海中に現れる“母なる魔窟”へ、戦うためではなく、“見届けるため”に潜る――そんなやさしいダンジョンファンタジーです。

元々、情景描写の美しさと空気感の作り方が素晴らしい作者様ですが、本作はその持ち味がとても良い形で結晶した一編だと感じました。
終始、命に対する敬意のようなものが物語の底に流れているのです。

短編なので、細かい内容にはあえて触れませんが、ぜひ実際に読んでこの美しくやさしい世界を味わってみてください。

タイトルにも書いた通り、この物語の感動は読む人の心に届くと思います。