女性キャラの魅力に正面から挑んだ傑作です。
それはものすごくリスキーな問題であり、そして意欲的な創作となります。
概要より抜粋
タクアンヌは18歳の奴隷女。
特殊な能力のせいで、悪い盗賊に捕まって八年間幽閉されていた。
助け出してくれたライス王子は、タクアンヌを〝救世の乙女〟と呼び、彼女が恋をしないと世界が滅ぶ、と告げる。(抜粋おわり)。
本作、概要をお読み頂ければわかる様に「救世の乙女が恋をしなければ世界は滅ぶ」という驚きの設定です。
先に書いた様にこれはとてもリスキー。
一般に物語がいかに荒唐無稽な事を書こうと成立してしまう理由、皆様もご存知かとは思いますが、それは「キャラの持つ説得力」です。
逆にどんなに素晴らしい設定や世界観、ストーリー展開、巧みな描写力があろうと、「生きていないキャラ」、いわゆる物語の流れを進めるだけの「力」のない人形だと、しらけてしまうものです。
さて、本作です。
①ヒロインは恋をしなければいけない(強制)。
②世界が滅ぶという特殊環境。
③八年間も幽閉されていた18歳の奴隷の女の子。
これって、説得力のあるキャラを書く難しさが作品設定により、数倍にも跳ね上がっております。
なぜなら、強制的に恋をさせようとすればそこに「リアルさ」は欠如しがちです。そのうえ、世界が滅ぶと言う環境下では「本物の恋」かどうかもわかりません。さらに幽閉されていた奴隷の女の子って、そもそもコミュ力があるのかどうか……。
通常の異世界ファンタジーで使われる「不幸な環境から救ってくれたイケメンに恋するヒロイン」という型は、正直「吊り橋」です。それもわかりやすくていいのですが、「世界が滅ぶ」という設定のせいで、「安直でご都合主義な恋」は偽物くさくて読者に不信感を与えるというか、物語が薄っぺらくなります。
これってすごく難しい設定だ、僕は大丈夫だろうかと老婆心を全開にして拝読いたしました。
結論、杞憂でした(笑)。
ヒロインのタクアンヌは、見事なまでにリアルな女の子で、その言動、行動の全てにおいて「力強い説得力」を有してます。恐らくこのレベルの女性心理を書ける作者様って、とっても少ないと思います。
創作の為に生み出された都合の良いヒロインではなく、現実にいる女の子、そういう意味でのリアルさです。だからこそ、すべての設定やストーリーが生きて来ます。
ゆえに、筆者様が生み出したタクアンヌというヒロインは、このリスキーな設定を鮮やかに覆し、完璧で納得の見事なエンディングへと、僕達読者を導いてくれます。
お勧め致します。
とっても面白いです(笑)。難しく考えなくても楽しめて、難しく考えるとその整合性に唸らせられる、そんなものすごく懐の広い物語です。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)
奴隷として囚われの身のタクアンヌ。
彼女は実は救世の乙女、ウメボシア。彼女が恋をすることで世界が救えると判明します。
見た目も身分も魅力的な男たちに言い寄られることになるのですが、奴隷時代に染み付いたものなのか、したたかで、現実的で、そして「恋はしようと思ってするものではない」と非常に芯の通った性格。
簡単にはなびきません。
さて、そんなヒロインの恋のお相手は一体誰になるのでしょうか。
そして、世界はどうなってしまうのか。
登場人物が多いですが、名前がとても特徴的で頭から離れません笑
すいすい読み進められますよ!
とても面白いお話です、ぜひお読みください!
『あなたの恋に世界の存亡が託されています』
そんなことを言われたら、皆さんだったらどう思いますか?
しかも、ヒロインの周りには王子様系、キュート系、大人系、俺様系と実に魅力的なヒーローが集まってくるのです。
救世の乙女ポジに優越感を感じたり
この世を守るという使命に燃えて恋に邁進したり
逆に使命の重さに押しつぶされそうになったり
いえいえ、ヒロインのタクアンヌはそんな反応は見せません。
自分の気持ちを大切に。
自分で生きていくための対価はきっちりと主張するけれど、大き過ぎる期待や報奨は辞退する。
そうやって、必死に自分の尊厳を守りながら生きているヒロインが、とても魅力的でした。
そして迎えた滅亡の日。
タクアンヌがどうやって立ち向かうのか。
強くてしなやかなヒロインに、皆さんも是非エールを送ってください。
お勧めです!
奈良時代を舞台にした男女の恋愛を独特の文章で紡いでいく作者様がカクヨムコンのために書き下ろしたのが、恋愛は恋愛ものでも、なんとラノベ異世界ファンタジー、しかもタイトルにあるとおり、3人の王子から求愛される一種の逆ハーレムもの!?
さすがにこれまでの作風に慣れていたせいか、若干不安な気持ちで読んでみたところ、いやあ、まさに軽快なタッチで物語が前に前に進んでいく楽しいラノベでした。
ヒロインのタクアンヌ、奴隷として長らく盗賊たちに囚われの身でした。殺されなかったのは身体に秘密があったから。そして、運命の歯車が回り出します。
ある時、一人の王子に救出され、あれよあれよという間に王国に連れていかれ、タクアンヌこそが救世の乙女であることを知らされます。
普通なら富も権力も美貌も持つ王子から言い寄られたら、あっという間に転んでしまうのがオチですが、タクアンヌは決してそうではありません。奴隷時代の経験がものをいうのか、とにかく逞しく、したたか、何よりも自分の考えをしっかり持っていて、それをそのまま行動で示します。
今までのヒロインとは一線を画すところも大きな魅力でしょう。しかも「救世の乙女が恋をしないと世界が滅ぶ」というとんでもない神託がある中で、言い寄ってきた王子たちをけんもほろろにすり潰し、挙げ句「私は恋などしません」と啖呵を切るところなど、むしろ爽快感しかありません。
タクアンヌがなぜこうなっているのか、深い理由がいろいろあるので是非本編で確かめてください。
また、タイトルからすると求愛する王子は3人のはずが、途中で4人目の王子が、なんて飛び道具もあったり、女神のうさん臭さや、さらにもう一人の大物等、登場するキャラ全てがユニークで魅力にあふれています。あ、そうそう、彼ら彼女らのネーミングもまた一興です。
全くぶれないヒロインのタクアンヌは誰に恋をするのか、王子の誰が恋に落とすのか、さらには世界は本当に滅んでしまうのか、恋愛だけではないファンタジーらしい要素満載の本作、一緒にハラハラドキドキ、わくわくしながら追ってみませんか。
完結までラスト2話を残すばかり、今ならまだ間に合いますよ。面白さ請け合いの本作、お薦めします!
奴隷として暮らしていたタクアンヌ=ローズ。彼女はある日、とんでもない運命を知ることになります。
何でも、世界は今、終わりを迎えかけていて、救世の乙女ウメボシアが恋をすることでしか救うことができないのだとか。
救世の乙女ウメボシア……そう、その正体こそがタクアンヌ=ローズであったのです!
そんな事情で、突然、魅力的な男性たちに言い寄られることになったタクアンヌ。
ライス王子、猫耳のキービィ、神官シャケード……。それぞれ魅力的な男性ですが、もちろん恋は、他人から求められてするものではありません。
たとえ世界を救うためだとしても、恋心は強制できないですし、タクアンヌが「戦利品」のように扱われるのも悲しいことです。
ですが彼女、そんな境遇にただ流されるだけのか弱い女性ではありません!
自立した心を持つ芯のある女性ですので、きちんと運命に物申してくれます。とはいえ生真面目な子ということではなく、どこか天真爛漫な印象のある、自分の心に素直な主人公。
そんな彼女の活躍を見守っていると、心がとてもスカッとします。そして気づけば、タクアンヌを応援したくなっていることでしょう。
……と、ここまで真顔で登場人物たちの名前を列挙してきましたが、何か気づきませんか?
そう、キャラ名が美味しそうなんです!笑
名付けにまで滲み出る作者様の優しくて明るいユーモアは、文章からもたっぷり堪能できますよ。
そしてさらに!
作者様が書かれるアジアンな他シリーズをお読みになったことのある方々には……素敵なファンサービスもあるのです! ぜひその目でお確かめいただきたいポイントです。
(とはいえ本作は、独立した一つの物語なのでご安心を!)
レビュー投稿時点で物語はクライマックスを迎えているようです。
ぜひこのタイミングから、作品の魅力にどっぷり浸かっていただきたい。
おすすめの一作です!
「聖女が恋をしないと世界が滅亡する」という理不尽で一方的な世界感の設定からして、すでに優勝。
このとんでもない宿命に、主人公タクアンヌが放つ「恋とはしようと思ってするものではありません」という一言は、心のどこかで感じる物語の違和感を見事に言語化してくれています。
本物の恋を自由に思考してできるなら、苦労はしないはずで、いい寄る男たちに、王侯貴族だろう誰だろうが拒否する。そんなタクアンヌの歯に衣着せぬ言葉は常に痛快です。
タクアンヌの周囲に寄ってくる身分の高い男たちは、それぞれ魅惑的なスペックを持っており、彼らの魅力も物語に華を添えています。
ちなみに私の推しはシャケードです。
ともかく面白い。読み始めたら、ページを捲る手が止まらない。
文章のうまさもですが、リーダビリティに富んだ作品で、さくさくと読んで、感動に至ります。
乙女ゲーム的な「逆ハーレム設定」を現実的な視点でバッサリときる傑作作品です。どうぞお読みください。
名前に騙されるなとつけましたが、主人公の名前がタクアンヌ。
登場人物はライス、シャケードなど名前が特徴的です。
そして、主人公は救世の乙女ウメボシアに選ばれました。
キスすると爆発するらしく、爆発の嵐が巻き起こります。
名前に圧倒されますが、タクアンヌには辛い過去があります。
その辛い過去から目を背けず、自分らしく生きようとする姿に好感が持てます。
主人公を取り巻く王子たちも自分なりの愛を探して成長します。
誰と恋に落ちるのか、私が読んでいる場所ではまだ分かりません。
ハラハラドキドキしながら続きを読むとしましょう。
皆様も笑ってドキドキできる、世界を救う恋物語を是非お読み下さい!!
不幸な生い立ちの少女タクアンヌは、盗賊に捕まっていたところを助けられ、奴隷から一転し救世の乙女に。
なんと、彼女が恋をしなければ世界は滅びるという話で……?
真面目で育ちのいい王子、ちょっと腹に一物ありそうな大神官。
可愛い猫耳少年に、他国の皇子様……?
彼女に想いを寄せる男性は沢山いますが、
とはいえ、そんな簡単に恋なんてできないし……。
でもでも、厳しい環境で育ったタクアンヌは、運命に簡単に翻弄されるようなやわな女子ではありあせん!
世界の命運がかかっていても、相手の身分が高くても。
決して流されず、毅然とした態度で男性陣と対峙します。
そんな凛々しいところも、また彼女の魅力のひとつ。
戸惑い、迷いながらも真実の愛を懸命に考える、タクアンヌの真っ直ぐさが眩しいです。
そして物語はいよいよクライマックス。
果たして世界は滅びてしまうのか?
タクアンヌは恋をするのか?
めちゃくちゃ気になります!
登場人物の多い長編小説はキャラの名前を覚えられないから苦手!
そんなあなたにぴったりな作品がここにあります!!
18歳のヒロインは、タクアンヌ。
特異な能力持っている少女で、8年もの間、盗賊団に囚われて奴隷としての生活を送っていました。
しかし、このヒロイン。つらい境遇にありながらも負けません!
たくましく、したたかで、ある意味図太い(褒め言葉です)
自分の置かれた状況を悲観したり自分を不幸だと思ったりもしません!
そんなタクアンヌを盗賊団から助け出したのが、イケメン王子ライス。
真面目で正直な彼は、タクアンヌにあることを告げます。あなたは救世の乙女であなたが恋をしないと世界は滅ぶ……と。
格好良くタクアンヌを救い出してくれたライス王子こそ、恋のお相手のヒーロー??
いえいえ、まだまだ恋のお相手候補も王子も出てきます!
ミステリアスな神官シャケード。
隣国の王子クグロフ。
他にも可愛い獣人の少年に、生き別れのお兄ちゃんも!
さてさて、ここでお気づきでしょうか?登場人物の名前、素敵ですよね!覚えやすいですよね!
序盤はコメディチックにストーリーが進んでいきますが、中盤以降から本格的にファンタジーのドキドキ感が楽しめます!
個性豊かな王子たちに求婚されようとも、タクアンヌはちょっとやそっとじゃ靡きませんよ!
でも、すこーしずつ恋が始まっているような……??
読者もいつの間にか、真剣に登場人物たちを応援しています。でもでも、ヒロインはなかなか恋してくれない!(笑)
はたして、このまま世界は滅んでしまうのか!?
タクアンヌの恋のお相手に選ばれるのは誰!??
ワクワクドキドキたっぷりの求婚劇。オススメです!
盗賊の奴隷として暮らすヒロインは、ある日救出される。自由になれた!――のかと思いきや、彼女にかけられ言葉は⋯⋯
「あなたは、救世の乙女ウメボシアだったのですね。」
しかも、救世の乙女が恋をしないと世界が滅ぶとも知る。次々と恋人候補が現れるなか、タクアンヌが選んだのは――。
よくある物語なら、ヒロインはイケメンに言い寄られて、誰を選べばいいの?と戸惑っちゃったりするわけですが、タクアンヌは違います。
イケメンたちに求婚された彼女は、本作のタイトルどおり
「恋とはしようと思ってするものではありません」
というスタンス。
芯のつよい女の子でした!ヽ(=´▽`=)ノ
尊い存在だからといって、言葉遣いや立振舞は変えないし、もちろん奢った態度も取りません。サバサバしてて、とても好印象のヒロインです。
タクアンヌの恋人候補の男性たちも、王子さま、神官、ペット系、女たらしと個性豊かな面々が揃っていて、読んでいて目移りします。
いったい、誰がタクアンヌのハートを射止めるのか? はたまた、誰もタクアンヌのお眼鏡に適わず、世界が終る展開もあり得るのか??
最後まで気が抜けない!と思いながら、連載を追っています。
物語は八年間、奴隷として投獄されていた少女『タクアンヌ』さんが、自由を手にした日から動き出します。さぞかし心身共にぼろぼろ……
いえいえ、気丈な彼女にとって運命なんて踏み台、苦労は肥やし。
ついでに寄ってくる男達から、生気を吸い取り(キスとも言います)
心も体も焦げさせる。(理由は本編で)
だれと恋に落ちるかを想像するもよし。
救世主の秘密を探るもよし。
飽きさせない構成力で、世界観を存分に楽しめること間違いなし。
奴隷からモテモテ少女、そして救世主へと運命の階段を二段飛ばしで駆けあがる『タクアンヌ』さんの、明日を共に楽しみましょう。
読んで後悔なしのスカットラブコメ、おすすめですよ!
登場人物全員が本当に魅力的で、読むたびに感情が忙しい……!
一話ごとに一喜一憂しながら、気づけばすっかり心を持っていかれていました。
主人公・タクアンヌちゃんは、壮絶な過去を背負いながらも、決して流されず、自分の感情に嘘をつかない女の子。
「恋をしないと世界が滅ぶ」という無茶ぶりな運命を押し付けられても、簡単に折れないその姿が、とにかくかっこいいです。
そんな彼女の前に現れるイケメンたちは、それぞれが強烈な個性と想いを抱えていて、ただの逆ハーレムに収まらない厚みがあります。
甘さも、切なさも、笑いも、緊張感も全部盛りで、感情のジェットコースターに放り込まれる感覚。
そして、物語が進むと訪れるタイトル回収。
その瞬間の計り知れない衝撃は、ぜひ味わってほしいです……!!
これだけ感情移入できる作品に出会えたこと自体が、もう幸せ。
笑って、ハラハラして、胸を締めつけられて――最後には「読んでよかった」と心から思える、極上のエンターテインメントです!
救世の乙女ウメボシアと呼ばれる主人公のタクアンヌちゃんは世界の命運を背負わされながらも、「恋はしようと思ってできるものじゃない」と真っ直ぐに言い切り自分の心に嘘をつかずに進もうとする姿は、本当にカッコいいです。
ファンタジーの枠を超えてとても人間的で、読んでいて胸がきゅっとなります。
3人の王子たちのアプローチも、それぞれの個性や背景が丁寧に描かれていて、単なる逆ハーレムではなく、誰もが自分なりの愛の形を模索している群像劇としての深みがあります。
そして何より、加須千花様の文章はテンポがよく、シリアスとコメディの切り替えが絶妙で、読み進めるほどにキャラクターたちが愛おしくなっていくのが魅力です。
それぞれのキャラクターの名前や国の名前もユニークで、覚えやすくもあり楽しい工夫がいっぱいです。
これからどんな恋が芽生え、どんな未来が待っているのか、続きが楽しみです。
現在絶賛連載中!
是非、ご覧ください。
おススメです!
救世の乙女として恋を求められる少女が、「落としたいなら努力して」と男たちに突き返す爽快逆ハーレム。
元奴隷の少女タクアンヌは、特殊な能力のせいで長年幽閉されていた過去を持ちながらも、救い出されたあとすぐに「か弱い乙女」になるタイプのヒロインではありません。
「恋をしないと世界が滅ぶ」と告げられても、素直に信じるどころか疑問だらけ。
むしろこの設定を、ヒロイン自身が疑ってかかる構図が新鮮です。
本作は逆ハーレムものですが、今のところタクアンヌが誰かに簡単に流される気配はなく、むしろ「恋をさせたい側」が右往左往しそうな構図が見えてきます。
登場する王子たちも、ミステリアスだったり強引だったり可愛かったりと属性は揃っていますが、誰一人「何もしなくても選ばれる立場」ではないのが良いです。
設定自体は重めなのに、地の文や会話のテンポが軽く、シリアス一辺倒にならずとても読みやすい。
まだ物語は序盤ですが(現在、第12話まで読了)この主人公が恋にどう向き合うのか、
そして本当に「恋をしないと世界が滅ぶ」のか。
そして……飯テロじゃないのに、なんとなくお腹がすく不思議な読み心地をあなたにも……。