概要
ここに全ての記録を残すものとする_____
これはある惑星Xに残された「人類の歴史」。その記録の全てである。
現代から数百年後、人類は月をはじめとする星々へ進出し、新たなる国家を築いていた。
しかし時の情勢により、多くの都市・星々が独立を宣言。地球内でも、AI主導による国家、ITによる仮想国家の国々が誕生し、太陽系では多くの人類文化圏が争いを起こしていた。
そんな中、外の銀河より帰還した「人類の創造主」を名乗る地球外生命体「神星人」が現れる。神星人は、混沌に満ちた人類をもう一度創り直そうとし、人類はこれに反抗するが、神星人は人類を遥かに超越した力を有していた。
やがて人類は神星人により、多くの概念を消され、新たなる生命体へ生まれ変わるのであった……
※大変エグイ表現を使っている箇所がございますので、それが嫌な方はブラ
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!圧倒的なスケール感と、不穏な未来を予感させる骨太なSF
神を倒すという壮大なテーマの提示から始まり、人類が築き上げた究極のディストピア一歩手前の「最盛期」、そして驚異的なスピードで進む宇宙進出までを、克明な年表のように描き出すプロローグとして非常に引き込まれます。
冒頭のO・Gなる人物の記録と「人が神を倒すまでの物語である」という一文が、この後に待ち受ける壮絶な運命を予感させ、一気に読者の心を掴みます。
戦争を乗り越え、AIやテクノロジーによって「働かなくても生きていける」「自殺者ゼロ」という一見完璧なユートピアを完成させつつも、それが人口爆発によってあっけなく崩壊へ向かうリアルなスピード感が秀逸です。