ある意味これは、『シュレディンガー・ロード』と名付けられるかも!?

 この先には一体、何が待ち受けているのだろう?

 第一話が始まった時、「何か、怖い話が始まる?」なんて感慨がじわじわっと湧き上がってきました。

 「とある道」を進んでいこうとする。その先にあるものは「未知」な何か。そのまま歩を進めた先で自分にどんな運命が待ち受けているのかと、ゾワゾワとした予感を抱くことに。

 一体、どんな可能性があるだろう。ホラーか、恋愛か、それともモフモフか。もしも自分で選べるとしたらどれを選んでしまうか、なんてことも想像します。(とりあえずモフモフを最推し!)

 果たして、この「道」の先には何があるか。
 この物語を読み進める読者は、この道を進もうとする「主人公」と同じ気持ちを味わうことになるかもしれません。

 そして、感じ入ることになるでしょう。道を進む時、物語を進む時、もっとも幸せなのは「どの瞬間」なのだろうか。
 結果よりも、答えよりも、他に大切なものがあるかもしれない。そんなことを考えさせられました。