ここは舞台裏? いや……ここは!!

この作品は、カクヨムコンのお題「未知」への応募作であり、そのほとんどが2人の人物の会話で構成されている。

作中2人はお題「未知」に対して狼狽える。

その姿は、漫才の舞台裏のような、台本を書かねばならないがネタが浮かばない追い詰められた芸人さんのようである。

しかし、最後にはその舞台裏が一変、実は既に表舞台に立っていた…!?

そして最後に2人に振り注ぐ“アレ”

完全オフモードで話す会話のような緩さと軽妙さが何ともいえず愉快な作品。


「あら、ネタがないならそれをネタにしてしまえばいいじゃない?」と、某王妃が耳元で囁いたかのごとく、ネタが思いつかないことをネタにしてしまうという意表をついた大胆な作品。

ぜひご一読ください。

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