物語の完成度に引き込まれました

描いた金魚が生命を宿す不思議な少年。彼は座敷牢に囚われています。
冒頭から、神秘的な描写に息を呑みました。
物語は少年の監視役の視点で進んでいくのですが、終盤にかけて伏線の糸を絡み取るように物語が収束していきます。読者であるわたくしもその場に居合わせたような臨場感です。
クライマックスを読了して、圧倒的な展開に茫然自失しました。
短編という限られた文字数で人物・事件・因果関係を描き切る手腕に感動しました。

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