概要
歴史の授業中に居眠りしていた日吉がいたのは――
織田信長が存在しない、もう一つの尾張だった。
謁見の間にいたのは、
圧倒的な覇気を纏い、「余が織田ノーブルである」と名乗る紅き姫。
だがその素顔は……
酔って寝巻き姿で寝坊し、平然と刀を振り回す『うつけ姫』。
命がけの忠誠を捧げることで始まった、
藤吉郎の「小姓ライフ」は、
やがて巨大ロボが飛び交う戦場へとねじ曲がっていく。
信長なき世界。
宇宙技術が導入された戦国。
主命は絶対、覇王は気まぐれ。
――ならば、命を賭けて生き残るしかない。
異世界×戦国×ロボット×覇王姫。
『忠義の一手』が、この世界を変える。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!大宇宙を舞台にした壮大なSF戦国絵巻!
素敵なレビューコメントの名手として名高い法王院優希さんが描く、SF戦国絵巻です。
歴史好きの17歳の高校生、主人公木下日吉(ひきち)は、ひょんなことから、戦国時代に木下藤吉郎として転生してしまいます。しかし、そこは宇宙戦争の真っただ中だったのです。ヒロイン(なのか?)は尾張清洲城のあの人なのですが、これが大美人ながらとんでもない虚け者、織田ノーブル姫。しかしなんとも魅力的で、しかも、実は頭が良いうえに強い!
藤吉郎は、前世の戦国の知識をフル動員してノーブルを支え、ロボット大戦に参戦して軍功を上げていきます。第一部のクライマックスは桶狭間の戦いですね。
本作は、戦とバトルだけではなく…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その名はノーブル、天下に武を布く者である!
ハチャメチャにポップなパラレル戦国転移物語です!
木下日吉17歳の高校生。
歴史の授業中に居眠りした彼が次に目覚めた状況。
それは自らが木下藤吉郎という名で呼ばれ、正座している瞬間だ。
必死に頭を巡らせて、何らかの転生現象で自分が戦国期の織田家にいると察した彼。
この現状で、生き残る為に仕官を願いでます。
〝織田信長様に仕えしとうございます〟
そう言上したのです。
でもその場に、信長などいませんでした。
その場にいた織田家当主の名前は────
ノーブル。
織田ノーブル!
その名前を持つ赤髪美形の女性は途轍もない覇気を纏っていました。
途方もなく劇的なファーストシーンから始まる物語…続きを読む - ★★★ Excellent!!!歴史好きにもSF好きにも刺さる逸品
タイトルを見たときは、和物の歴史小説なのか、それともオリジナルの異世界作品なのか、少し迷いながら読み始めました。
読んでみると、日本の戦国史でおなじみの人物や出来事が登場する一方で、世界観は完全にSF。
歴史上の人物たちが、巨大ロボットやSF兵器の世界に思い切りよく落とし込まれており、その割り切りの良さがとても爽快です。
合戦も、戦国の人間関係や判断をそのままSF化したような描かれ方で、歴史好き・SF好きのどちらにも楽しめる内容だと感じました。
主要人物が誰をモチーフにしているかは想像がつくかもしれませんが、偉大な武将がこの物語でどのように描かれるのかは、実際に読んでみてこそ、さらに…続きを読む