死神を利用した殺人事件なのか、死神に挑戦する人間の戦いなのか?

———小さな村で、次々に村人が死んでいく。
あまりにも不自然な死の連続に、人々は死神の存在を考え始める———。

この物語の中で、死神は存在しています。
そして、たしかに死神は「次に死ぬべき人間を選ぶ」存在なのです。

人の死は待ったなしで起こり、状況は刻々と変わっていきます。
死神の仕事のやり方がわかるにつれ、それを邪魔されている死神のいらだちも理解できるのですが、死神のルールを悪用しようとしているのが何者なのか、さっぱりわかりません。

そうこうしているうちに、物語は佳境になり、「これはまずい!!いったい、誰が犯人なんだ!!」と頭を抱えています。

人を殺すには、理由があるだろう、と思う自分。
でも状況は人間の論理と死神の論理が交錯して、大変なことになっています。

「何か見落としているものがあるはず……!」
そう思って振り返るものの、ち———ん。と終了している自分。

こうして書いているレビューも、作者さまはきっと「ふふふ」と思いながらご覧になるのでは。
ぜひ、完結前から読み始めるのをおすすめしたい作品です!
そして一緒に頭を悩ませましょう。

その他のおすすめレビュー

櫻井金貨さんの他のおすすめレビュー241