横断歩道に敷かれた死のルール

タカシくんが死んだ。ルールを破ったから。
彼には死ぬ人間の顔に黒いモヤが見えた。間もなく死が訪れる合図。
出会ったのは、陸斗と名乗る少年。自分は死神なのだという。
陸斗は人を死に至らしめる。その行為に、意味はないのだという。理不尽でなければ、死として相応しくない。
死神である陸斗と友達になる。少年は知らない。
交わした友情の代償を。

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