第3話 準備

※ この作品は素人による拙い文章の空想創作物語です。



 Dランクバトル。

 同ランクでのバトル。

 参加すると自動的に「電子頭脳M」にカードとゲームマスター。つまり私が登録される。

 

 

 対戦相手はランダムで選ばれる。

 相手が決まれば後は観戦するだけだ。

 自分のカードが瀕死になった時にリタイア(負け)か続行させるかの指示を出すのみ。


 

 Cランクに上がればカードと会話が出来るので。対戦前に情報や作戦などの相談が出来る。

 早くランクを上げたい。



 カード戦士には固有の武具を持っている。


 剣を持つ者。

 弓を持つ者。

 槍を持つ者。

 体術系の戦士には使い慣れたグローブなど。


 当然鎧兜を着けている戦士もいる。


 これらの武具にはポイントを稼ぐ事により強化可能だ。

 固有の武具以外の他装備

は不可能。

 地球以外の星の戦士に日本刀は持たせられないし。日本刀同士でも固有武器でなければ取り替えは不可能だ。



 バトルに勝利すると賞金を勝ち取る事が出来る。

 負ければ決められた金額を支払う事になる。

 ランクが高ければ高い程。賞金も上がるが負け金も上がる。


 この賞金はゲーム内では無く。現実としてしか使用出来ない。

 つまりランク上位のプレイヤーは仕事をしなくても生活出来る程稼げると言う事だ。


 しかし私の目標は銀河一になる事だ!


 いつ大会が開かれるのか。それは「電子頭脳M」のランダム機能で分からない。


 前回大会は3年前だった。

 10年間大会が無かった時もあった。

 連続して開かれた年もあった。


 やっとカードを一枚購入出来たのだ。

 いつ大会が開催されても良い様に 急ぎで育成しなくてはと思う。



 電子音が鳴る。


 基礎トレーニング完了の合図だ。


 私と瀬山太郎はいよいよ初戦に臨む。


 


 

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2025年12月27日 08:00
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