夏休み前の静岡県の小学校。
帰りの会を終え、子どもたちを見送り、職員会議が始まろうとしていたその瞬間――
轟音と白光が職員室を包み、教師たちはまるごと異世界へ転移してしまう。
バツイチ教師・八乙女涼介、季節外れの教育実習生、校長室で面談中の保護者、遊びに来ていた卒業生……。
“学校の日常”にいた大人たちが、突然サバイバルと謎と恋愛と会議に巻き込まれるという、ありそうで絶対にありえないシチュエーションが魅力の群像劇。
教師たちが持ち前の経験と知識で異世界の状況を分析し、時に会議し、時に悩み、時に恋をしながら、“先生だからこそできる異世界サバイバル”を描くユニークな転移物。
日常の延長線上に異世界が割り込んでくる、そのギャップが楽しい一作。
いつものように過ごしていたはずの学校が、突然見知らぬ場所へ。
何が起きたのか分からないまま、先生たちは職員室を拠点に、食料や電気、この先どうするのかを一つずつ考えていきます。
こんな大変な状況なのに、先生たちの会話はどこかいつも通り。
真面目に話していたはずが、ちょっと笑ってしまう方向へ進んだり、食べ物ひとつで空気が変わったりするのも楽しいです。
でも、外には何があるのか分からない怖さもあって、日常と非日常が入り混じっている感じが印象に残りました。
先生たちが力を合わせて、この先どう生き抜いていくのか。
笑える場面もありながら、続きが気になる異世界サバイバルです。
いやー凄い作品です。
これだけの長さで破綻なく、そして毎話きちんと面白い、きちんと謎が謎であり、その謎がきちんと推進力を発揮して進んでいく。
王道中の王道。
筆力がある。参りました。
私は去年からWEB小説を書き出した新参者ですが……WEB小説とはなんぞや?となった時に、オレTUEEEE!ありきだとか、謎とか設定とか伏線とか……凝っても読者はついていかないよ!
主人公に苦労ばっかりさせちゃダメ!とか。
外野のありがたいアドバイスを読んだりしました。それも一理あるんでしょう。
でも、こういう物語に会っちゃうと、しゃらくさいですね。そんなアドバイス。
とにかくこの世界観……出会ったらドハマりすること間違いありません!
オススメです!
クラス転移モノは多々ありますが、今回は趣向を変えて小学校の職員室の異世界転移です。
「常識もあり組織運営もできる大人の先生達と、一部小学生や高校生達が、集団で異世界に転移したらどうなるか」のシュミレーションともいえる内容です。
さて、転移では建物の一部と災害用の備蓄倉庫もいっしょに来ました。
ラッキーですね。
とりあえず、食べる物はあります。
異世界の描写は緻密です。言語体系も設定されています!
(漢字とフリガナを用いて、異世界情緒と読みやすさが両立させています)
ここで気がついた方もいるでしょう。
言葉が違うので、異世界人とコミュニケーションを取るには、異世界の言葉も学ばなければなりません。
こちらは大変です。
さて、現地の異世界人にもいろいろ事情や思惑があるようです。
そして、最大のナゾ。
なぜ、彼らは招かれたのか。
本作は、WEB媒体だからこそできる大長編で、仕掛け満載の作品です。
ぜひ手に取ってみてください。
「異世界なんて信じない」
あたしは、いや絶対来るじゃんそれってニヤッとしながら進むんだけど、主人公が現実寄りだからふわふわしないで地面にちゃんと足ついてる感じがあります✨️
子どもたちのざわざわ、先生同士の距離感、ちょっとした冗談、妙にリアルで読んでると教室の空気まで吸える気がします!
コーヒーじゃなくて職員室の空気が湯気立ってる☕みたいな。あの独特な香りが蘇ってきましたw
あたしが1番好きなのは、
主人公が完璧じゃないところ。
ちょっと抜けてて、でもちゃんと人を見る目が優しくてちょっとズレてる。ちょうどいい人間味があるから、後で何が起きてもちゃんとついていける安心感があります✨️
実習生の子のぎこちなさとか、
保健の先生の距離の近さとか、
学年主任の落ち着きとか、
それぞれの温度があるある、わかる!ってなります
で、突然
「来るぞ来るぞ」じゃなくて...
「え、今!?」って感じで床をひっくり返されましたw
読んでいくほどに世界に沼っていきますw
作者さんの表現の仕方で、緊張感や温度感がしっかり伝わってきて、ワクワクドキドキできます!
もっと書きたい...けど色々言っちゃいそうw
ネタバレしてないです?大丈夫?🙄
とにかく!笑
おすすめです✨️
読まなきゃ損です😏
あたしもまだまだ読めてないのでチマチマ読み進めたいと思います✨️