概要
嘘つきは泥棒のはじまり。嘘つきの僕は、彼女からずっと奪い続けている。
【カクヨムコン11【短編】に応募しています!】
沖倉兼弘は、物心ついたころから「かわいいもの」が好きだった。だが同時にそれは普通ではないことだと幼いながらに理解していた。
ゆえに、嘘をついて生活することにしていた。自分は普通の男の子と同じように「かっこいいもの」が好きだと。
たがそんな沖倉に転機が訪れる。小学校の美化委員会で一緒になったクラスの女子、溝上咲桜。
彼女は唐突に言う。
「本当はかっこいいもの、好きじゃないんでしょ?
わかるよ。だって私も同じだから」
その日から、二人の秘密の関係が始まった。
沖倉兼弘は、物心ついたころから「かわいいもの」が好きだった。だが同時にそれは普通ではないことだと幼いながらに理解していた。
ゆえに、嘘をついて生活することにしていた。自分は普通の男の子と同じように「かっこいいもの」が好きだと。
たがそんな沖倉に転機が訪れる。小学校の美化委員会で一緒になったクラスの女子、溝上咲桜。
彼女は唐突に言う。
「本当はかっこいいもの、好きじゃないんでしょ?
わかるよ。だって私も同じだから」
その日から、二人の秘密の関係が始まった。
いつも応援いただき、ありがとうございます!
これからも楽しんでいただけるよう精進してまいります!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!心情描写に優れた短編恋愛物語
可愛いものが好きな少年と、格好良いものが好きな少女。そんな二人の秘密の関係を書いた、短編恋愛物語です。
「嘘つきは泥棒の始まり」から始まる冒頭部が印象的です。そしてその冒頭部を受けてのラスト。つまり「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」ということでしょうか。なかなか粋な幕引きに感心しました。
また、構成にも優れた物語です。主人公の心情の揺れがしっかり書かれていたため、主人公が勇気を出す場面に、説得力がありました。
クライマックスからラストに至る流れが、ちょっと唐突かなと思わなくもありませんが、しかしそこを書きすぎるのは野暮かも知れません。短編ですし、このくらい読者の…続きを読む