和士はVRMMOの通称「VAO」にてプレイを楽しんでいたが、少し休憩して女性のサブキャラの召喚士「カリナ」で再ログインしたら、なんとログアウトできなくなってしまいます。
このままゲーム世界に閉じ込められるのかと思いきや、どうやらゲームのVR世界とは異なる部分がちらほら散見されます。
匂いを感じるし、食べ物もお腹に溜まる。生理現象を催すことも。
どうやらゲーム世界に閉じ込められたのではなく、ゲーム世界に転生したかのような状況に。
果たしてVAOに巻き起こった異変の正体とはなにか。
現れる悪魔たちはVAOになにをもたらそうとしているのか。
その悪魔たちと戦うカリナは、召喚士としてさまざまな者を喚び出し、命令を与えるとともに、自らも魔法剣士として最前線で戦います。
さまざまなスキルを有し、さまざまな者を召喚し、さまざまな力が発動する。
その爽快感は、学業や仕事に疲れた読み手に勇気を与えてくれるでしょう。
「カクヨムコンテスト11」の読者選考期間終了まであと丸3日もありませんが、今からでも一気読みいただくと物語に引き込まれること必至です。
ぜひ、カリナの勇姿をご堪能くださいませ。
本作の冒頭を読んで、まず素直に「これは続きを読みたくなる」と感じました。
VRMMOものとしての王道の導入――近未来のVR社会、現実から距離を取る主人公、そしてゲーム世界への没入――がとても丁寧に描かれており、世界観に無理がなく、すっと物語に入ることができます。
特に印象的なのは、主人公がサブキャラである女性アバター(カリナ)として物語に巻き込まれていく構図です。
VRMMO×TSというジャンル自体は珍しくありませんが、本作は「TSしていること自体」を軽いギミックで終わらせず、物語の根幹に関わる要素として扱おうとしている気配があり、そこに強い興味を惹かれました。
ログアウト不能、ゲーム内時間が100年進んでいるという状況の中で、
・なぜメインキャラではなくサブキャラなのか
・元のアバター(カーズ)は今どういう扱いになっているのか
・女性アバターであることが、この世界でどんな意味を持つのか
といった疑問が自然に浮かび、それがそのまま「続きを読みたい理由」になっています。
また、戦闘描写や召喚演出も非常に映像的で、VRMMOらしい爽快感と強キャラ感がしっかりあります。
特に召喚獣との関係性や、聖衣(ドレス)の演出は、この世界ならではの見せ場としてとても魅力的でした。
単なる数値上の強さではなく、「積み重ねてきたプレイスタイルの結果」として強さが表現されている点も好印象です。
TS要素についても、単なる外見変更ではなく、
「一人称」「周囲からの視線」「社会的な役割」といったズレがすでににじみ始めており、
この違和感が今後の人間関係や選択にどう影響していくのか、想像するとワクワクします。
まだ物語は本当に冒頭で、謎も伏線も提示段階ですが、
世界観・主人公・ジャンルのひねり方の三点がしっかり噛み合っており、
「これはちゃんと物語として転がしてくれそうだ」という期待を持たせてくれました。
現時点では、あくまで冒頭の印象としてのレビューになりますが、
今後の展開――特にTS要素と元のアバターの扱いがどう物語に絡んでくるのか――を読み進めた上で、
ぜひ改めて評価を書き直したいと思わせてくれる作品です。
最強の召喚魔法剣士の少女が主人公の異世界ファンタジー。主人公は英雄の妹として王宮に招かれるが、初めこそ周囲に認められなかった。何故ならこの世界では召喚魔法は絶滅危惧職だったからだ。しかも主人公はどこから見ても戦い向きではない小柄な美少女でもあった。しかし、誰もが見くびるその姿とは裏腹に、魔物との闘いでは無双状態。
主人公はいくつもの高位の召喚体と主従の契約を結んでおり、場に応じた召喚であっという間に敵を撃破してしまう。しかも、王様とは顔なじみのようで……。
王の命により、主人公は悪魔の出現の状況を探り、聖女を探すために王都を出発した。町にあるダンジョンに入っては、悪魔の情報を集めていく。その情報によると、悪魔たちにはいくつかの階級があり、悪魔たちはある者の復活のために人間の命を奪っていたらしい。悪魔たちに口を割らせるには苦労したが、主人公は召喚体を聖衣(ドレス)を身に纏うことで、攻防を制して口を割らせることに成功した。
そして聖女がいると噂の街にも、ダンジョンに巣くう悪魔がいた。主人公は聖女に再び共に戦ってほしいと懇願するが、聖女は救えなかった命や傷つく仲間を思って二度と戦いはしないと誓っていた。しかし、ここのダンジョンで主人公がピンチに陥り⁉
この世界はただの異世界ではない。
そして、主人公の中身も美少女などではなかった。
さて、では主人公の正体とは?
徐々に勢力を伸ばす悪魔に、主人公は勝てるのか?
バトルファンタジーの中でも、無双系に興味のある方必見の物語です。
是非、ご一読下さい。
かつての偉大なる作品達に敬意を払いつつ、とことんオリジナリティーを追求したVRMMOファンタジーです。
ログアウト不可システムはソードアート・オンラインを。
召喚獣を聖衣として纏う。こちらは、車田正美先生の往年の作品への愛を感じてなりません(解釈違いであれば、謹んでお詫び申しあげます)
何より、既存の召喚獣とともに、新たな召喚獣を得ながら、コスチュームをどんどん進化させていく。これは、特撮系にも通じるものがあります。そのエッセンスを感じさせながら、作品としてまとまっている感が素晴らしいの一言。
さらに好きな人が多いTS要素。これもゲームのサブアカウントという設定が、とても効いていて。あくまで中身は男故の羞恥心が流石すぎます。
基本的に、無双系作品は、どこかでパワーバランスに破綻がきます。さらなら試練として、敵を強くする。さらならる力と力の応酬になるからです。
が、この作品では飽きさせない。ダレさせない。次か次へと、新たな展開がくる。(お色気もアルヨ)
100話を越えてなお、ゲーム本体の謎には言及されていません。それだけ、さらに深い物語を期待させてくれる本作です。
――英雄、かくあらん。
そんな物語です。
最初はSFなのかと思っていたら、実はファンタジー。なのですが、ネットワークRPG(私はMMOと呼ばれるゲームの経験がまるでないので、そこらの記述は少し理解しきれていませんが)の世界の中に入った結果、出られなくなって、そこでファンタジーバトルが展開するという。
言わば、普通の本格的なファンタジーと、転生ものファンタジーのいいとこ取りをしたとでも言いましょうか。
文章は今風ながら、描写がしっかりしていて臨場感があります。テンポも良好で、web小説としてハイレベルな作品です。
これから、設定を上手く生かし、謎が徐々に出てくるようになってくれば、どんどん面白くなりそうです。そんな期待感を抱かせてくれる物語ですね。
やり込んだゲームの大型アップデート後、少しだけプレイしようとログインしたら様子が変わっていました。
ゲームとは思えないほどリアリティのある感覚に戸惑ってしまいます。しかも、ログアウトできなくなっていて、100年の時がたっています。
そして、極めつけは、ログインしたキャラがサブキャラだったんです!
本当は男なのに、少女に体になってしまった!?
思わぬリアリティに戸惑い、100年の時間経過に戸惑い、少女の体に戸惑い……、そんななかで、かつての仲間を探しにいきます。
キャラが生き生きとしていて、戦闘もかっこいいです。
ぜひ読んで欲しい作品です。
最初は、未来のVRが当たり前になった世界の話として、落ち着いた説明から始まります。
けれど読み進めるほどに、「便利さ」よりも「逃げ場所としてのVR」の匂いが濃くなっていき、主人公の過去と現在が静かに重なって見えてきました。
印象に残ったのは、戦闘そのものの爽快さよりも、“手応えがリアルすぎる”違和感です。
血の臭い、焦げた匂い、熱さや冷たさの痛み――その感覚が出てきた瞬間、空気が一段冷えたように感じました。
「いつものゲーム」のはずなのに、そこだけ現実の手触りになってしまう。そのズレが怖い。
もう一つ、NPCのはずの相手がやけに生々しく喋り、こちらの言葉にも反応してくるところも、落ち着いて読めない不穏さがあります。
派手な力の見せ場はしっかりあるのに、読後に残るのは達成感よりも「何かがおかしい」というざわつき。
このざわつきが次にどう形になるのか、確かめたくなる読み心地でした。
SAOから始まったVRMMO作品にTS要素を盛り込んだ冒険ファンタジーです!
主人公(男)がある日、サブキャラクターである少女の姿でログインしたら、なんとゲームの世界が現実になり、ログアウトできなくなりました!
主人公カリナは、ゲームだった世界で、絶滅危惧種となった珍しい職業、召喚士+魔法剣士として活躍します!
バトルパートでは、聖衣という召喚獣と絆を結んだ召喚士のみが使えるスキルや、豊富な戦闘技術と悪魔との激闘。
日常パートでは、中身は青年、見た目は美少女というTS作品ならではのとても素敵なシーンが盛りだくさんと、隙のない作品になっています!
ぜひ、読んでいただける方が増えていただけたら嬉しいです