次々と現れる渦を見ていると、いつの間にかどこかに呑み込まれていますよ。

島に越してきて不満そうながらも日常をこなす姉妹。

簡単な依頼を名目にしたバカンステンションの腹痛先生一行。

一見平和に見える島で奇妙さや不穏さは小さく散りばめられていて、はじめは無視や知らぬふりができるものです。

けれど、物語のあちこちにこれでもかと配された螺旋が不穏に渦を巻き、登場人物たちは否応なしに巻き込まれていきます。

因習の渦、妄執の渦、残酷と罪を孕んだ時の渦、軸が折れた信仰の心の渦。

いくつもの渦が渦巻いてそこから現れ来るものとは。

重層的に絡まる悲劇が明らかになりながらも、助手のかなめちゃんの可愛さが相変わらず輝かしい作品となっております。

浴衣着てる~! 可愛い~~~ッ!!

せっかく引っ越してきたJKがダブルデート的に肝試し、な淡恋ムーブがあっても、かなめちゃんの一途さが可愛すぎてくすんで感じてしまった。申し訳ないことです。

翡翠姉さんのいたぶり愛と水鏡先生の受け止め愛も素敵です。オススメです!

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