「碧い瞳が、夜を連れてくる」

  • ★★★ Excellent!!!

冒頭の人魚譚と、現代の夜の銃口の場面が地続きでつながる構成に引き込まれました。
特に、月・碧い瞳・バニラの香りといった感覚描写が印象に残っています。

「まだ死ねない」という海空の意志がはっきりしていて、
この出会いが何を連れてくるのかを一話の終わりで自然に考えさせられました。