今度こそ大切な人を守るため

邪馬台国の女王を中心に描かれる、時代小説作品です。

主人公は邪馬台国の二代目女王。

勢力としては小さく、跡目争いで貴重な戦力を消費しており、彼女は二十代半ばで国家存亡の危機に立たされます。

大切な人々も死に絶え、いざ国が落ちる瞬間になった時、主人公は先代女王の卑弥呼から託されていた勾玉を使用します。

勾玉に込められていたのは、時を遡るタイムスリップの力。

戻ってきた時間は、女王になって間もない十代頃。

次こそは全てを守り切ると決意する主人公の思いは、歴史を書き換えるに至るのか。

ぜひ読んでみてください。

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