これぞ求めていた『物語』! あなたの『原点』がここにあるかも。
- ★★★ Excellent!!!
世の中は、実に沢山のお話で溢れかえっています。
ホラー、ミステリー、ハイファンタジー、異世界ファンタジー、ヒューマンドラマ、sf――
とにかく、たくさん、たくさんです。
Webの世界に入れば、それはもう選び放題。よりどりみどり。
力作がばんばん集まるカクヨムコンなんて、超絶ひゃはーです。
でも、何故かものたりない。
けして、出会う作品に心が動かされないからじゃあないんです。
笑わせてくれるもの、ほっこりさせてくれるもの、ドキドキさせてももらえるし、えぐられる時だってある。
けれど何か、欠けている栄養素みたいなものがずっと私をプチ飢餓状態にしておりました。
こういうのって、何が足りないか自分でも分からない。
だから厄介なんです。
本日、こちらの作品に出会って、求めていた栄養素がようやく判明しました。
私を『物語』好きにさせてくれた原点とも言うべき要素。それが、本作には詰まっておりました。
なんでしょう……。
王道、はすこし違う。
あえて言うなら『核』
かなぁ。
とにもかくにも、子供の頃に触れて、心をかっさらわれたあの感覚を思い出しました。
本当に久しぶりでした。
とても満たされました。
私のように、プチ飢餓状態の方は沢山いらっしゃるんじゃないでしょうか。
お腹をすかせながら、カクヨムという樹海で彷徨っておられる方にこそ読んでいただきたいです。
もしかしたら、この作品があなたの求めている『栄養素』かもしれません。
オススメです!