秀逸な構成について考えさせられる小説です。
正直、驚きました。
王国騎士団長、鉄面の鬼神という異名をとるゴルド。
魔女に呪いをかけられ、最強騎士が捨ててはならないものまで捨てて挑む、命懸け強制ラブコメディ!
武骨な騎士が氷の女宰相に「だいしゅき……」とささやき始める(笑)。
少しだけネタバレにならない程度にご紹介させて頂くと、騎士団長と女性宰相は激しく反目し合っている関係です。
さて、小説の構成とは何でしょう?
語弊を含みずばり言うなら、
「オリジナル」の面白さを徹底させる作業です。
小説を考える場合、プロットからエピソードを並べてストーリーへと考えがちですが、その前に一度構成をしっかり考える事をお勧めします。だらだらと思いつくまま順次エピソードを繋げばいい訳ではないのです。
退屈な小説と言うのは「筆者の無意味な帳尻合わせ」がストーリーの裏に透けていて、読まなくとも結末がわかります。
プロットの時に閃いた「面白さ」を生かすには、「構成」において如何に工夫出来るかどうかです。
さて本作です。
僕は驚きました。
アイデアを最大限、いや想定以上に生かした極めて秀逸な作品です。最後まで読み終えた瞬間、レビューを思わず書きたくなるかと思います。
楽しい恋愛ラブコメディ、愉快と驚嘆の物語です。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)