日々作って、食べるものだから
- ★★★ Excellent!!!
「買い物は割と得意なのだ」、じゃねーよ。
得意な人はまず冷蔵庫を圧迫するような食材の買い方をしねーのよ。
そんなわけで、冷蔵庫に食材を溜め込み、賞味期限のピンチを迎えさせる天才である主人公が、きつねののじゃショタに助けられながら飯を作っていきます。
安直にロリにしないのね。
癖を感じる。
で、自炊をしてる皆様ならある程度共感していただけると思うのですが、日々作る家庭料理なんて、「雑で適当で名前もわからんがそこそこ美味い」、くらいのもので十分なんですよね。
私も雑にキャベツと豚肉を炒めて適当な調味料をかけただけのものを、毎日のように作っては食べています。
どうせ多少失敗しても自分が食うだけ、他人に食わせるわけでも見せびらかすわけでもないから変に気を使って作る必要もない。
自分用の餌なわけです。
本作は、そんな「自分用の餌」をチャチャッと作るついでに、しっかり名前を付けて食するお話です。
なお、「自炊ダメダメ勢」がやらかしがちな失敗を未然に防ぐために、道具を揃えるところからサポートもしてくれる丁寧なフォロー付き。
とりあえず失敗しまくる人は、まずこれ読んで勉強してください。