なんてこった、もう逃げられないゾ☆
- ★★★ Excellent!!!
もう嫁入りが秒読みじゃないですか。
詰みです、詰み。
諦めてください。
そんな作者様の事情はさておき、T(卵)K(かけ)G(ご飯)です。
外国だと日本よりも衛生基準が緩いこともあって、サルモネラ菌による食中毒の危険性があるようです。
なので外国に卵を生で食べるような風習はなく、かつそういう行為は非常に危険なことだという認識が広まっているようです。
ロッキーで生卵を飲むシーンなんかは、外国人と日本とでは受ける印象が全く違う、という話は有名ですよね。
そんな事情もあって、TKGはかなりのゲテモノ食いに見えるそうです。
一方食に狂った日本人、「鮮度が命」と称して何かと生で食べることにこだわりを見せる傾向があるようです。
魚は勿論、肉でもそういう傾向がちらちら見えるのがなんとも豪胆です。
それを可能にしている日本の厳しい衛生基準に感謝ですね。
そんな高品質で安心安全な日本の卵だからこそできるのが、TKGです。
素材の味をほぼダイレクトに味わうシンプルなその「料理」は、余計なものを使わず極端に簡略化された調理工程が故に、一切の誤魔化しが利きません。
美味い米、美味い卵、そして好みの調味料。
それだけで全てが決まります。
私は白米の上に卵をそのままパカッと落としたのち、白出汁を注いでドガガッとかき混ぜ頂きます。
たまに七味唐辛子をぱっぱとかけたりもして。
本エッセイでは、作者様とお嫁さんが互いの得意分野を発揮しTKGの友を用意しつつ、互いの「流派」に基づいてTKGを頂く、誠に罪のない内容になっております。
なお、ここが末代のようです。
末長い幸せを祈りながら読ませていただきましょう。