乾いた砂漠に降る雨のように、読んだ人の心に優しさが染み渡る素敵な一作。

過酷な運命を背負い、感情を表に出さない「雨の巫女」の少女。
そんな彼女を守る二人の男性との巡礼の旅を描いた物語です。
最初は事務的だった関係が、砂漠の旅路を通じて少しずつ温かなものへと変わっていく様子がたまりません。
旅の道連れとなる小さな「もふもふ」の相棒にも癒やされます!
切ない設定なのに、彼らのやり取りを見ていると自然と優しい気持ちになれる。
乾いた心に慈雨が降り注ぐような、素敵な一作です。

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