幽世の便利屋さん、ここには人外の日常と優しさが交差する。


幽世を舞台にした万屋ファンタジーとしての世界観がとにかく素敵✨

人外たちが“当たり前に暮らすセカイ”に迷い込んだ平良の視点が、読者の目線と重なり、違和感や恐怖、そして好奇心を自然に引き出してくれます。

特に弥勒との出会いのシーンは、コメディと緊張感のバランスが絶妙で、袖を掴んでしまうという最悪のファーストコンタクトから、一気に華鏡堂へと連れて行かれる流れはテンポが良く、続きが気になって止まりません。

個性的で魅力的なキャラクターたちに加え、「困りごとを解決する万屋」という構造が物語に幅を持たせ、日常回からシリアス展開まで期待できるのも大きな魅力🌟

和風あやかしファンタジーが好きな方には、ぜひ一度覗いてほしい作品です!!

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