バーの片隅で交わされるおだやかな会話。そこで語られたのは、とある「体験談」。おじさんの人柄の良さがうかがえる、ひょうきんな語り口が魅力的です。読み終えた後には、どこか寂しさが残る一作です。
仁木一青(にきいっせい)と申します。 気づけばホラー短編ばかり書いています。 読む方は雑食ですが、最近はホラーとミステリ多めです。
良い意味での『掴みどころのなさ』が、適度な緊張感と神秘性を作品に与えており、最初の一文から引き込まれます。しかしその引き込み方も、決して強引にはならず、ホラーでありながらもむしろ心地よい感覚で進行し…続きを読む
オカルトライターである「私」は、バーである男性の話を聞くことになる。話を聞き、それを記事にする。それだけの間柄。この取材が終われば、もう会うことはない。けど、この二人にとっては、それで良い。もう会わ…続きを読む
「怪談×バー」というお洒落な雰囲気。このポップさとゾワっと来る感じが同居する感じがなんといっても良いです。 オカルトライターをする主人公は行きつけのバーで「常連客」のOさんと対話する。Oさんは…続きを読む
話を聞いて欲しい夜もあります。特に、信じられない光景を見た後なら。話に付き合いたい夜もあります。特に、困った人に手を差し出す時なら。この話は、ホラーであり、怖いというより悲しいです。しかし、明…続きを読む
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