雪の妖精がくれた、家族のぬくもり

父と娘と母――
いつものように少しドジで、ちょっと照れくさくて、でもかけがえのない、家族三人の小さな旅。
舞台は、真っ白な世界が広がる〈さっぽろ雪まつり〉。

人混みを元気に駆けまわる娘。
雪像の前ではしゃぐ姿に、父は思わず笑い、母はそっと見守る。
カメラを向ければ、間違えて動画モード。
そんな些細な出来事すら、特別な記憶になる。

降りしきる大粒の雪は、まるで白い妖精たちの舞いのように、
失いかけていたものを、そっと取り戻してくれる――。

笑って、転んで、泣いて、そしてもう一度笑う。
たった一日の出来事が、人生の中で何よりも輝く「宝物」になる、
あたたかくて、涙がこぼれる家族の物語。

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