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概要
皮膚から始まった恋は、骨になっても消えなかった。
恋は、最初から骨まで届くわけじゃない。
目が合うだけで皮膚が熱を持って、
名前を呼ばれる声が耳朶に残って、
触れた体温を身体が覚えてしまって、
やがて恋は内臓へ、血へ、そして骨へと降りていく。
忘れたいのに、身体だけが忘れてくれない。
消したはずの匂いも、歩幅も、味も、名前も、
いつの間にか自分の一部になっていた。
『愛は骨まで残る』は、
恋のはじまりから、執着、別れ、その後までを、
皮膚、体温、内臓、血、骨という身体の奥行きに重ねて詠んだ50首の短歌連作です。
忘れることと、消えることは、たぶん少し違う。
何年経っても、
骨をひらけば、そこにまだ愛がいる。
目が合うだけで皮膚が熱を持って、
名前を呼ばれる声が耳朶に残って、
触れた体温を身体が覚えてしまって、
やがて恋は内臓へ、血へ、そして骨へと降りていく。
忘れたいのに、身体だけが忘れてくれない。
消したはずの匂いも、歩幅も、味も、名前も、
いつの間にか自分の一部になっていた。
『愛は骨まで残る』は、
恋のはじまりから、執着、別れ、その後までを、
皮膚、体温、内臓、血、骨という身体の奥行きに重ねて詠んだ50首の短歌連作です。
忘れることと、消えることは、たぶん少し違う。
何年経っても、
骨をひらけば、そこにまだ愛がいる。
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