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概要
「わからない」と書き残した少女が、五百年後、機械に読まれる。
2040年。全市民に道徳スコアが付く社会で、ある男の値が
0.50000000000000 ちょうどで返ってくる。小数点以下十四桁、
五のあとが全部ゼロ。改札が開かない。
1500年。ひとりの少女が、親友を魔女として告発するかどうかを
決められずにいる。わからないまま調べ続けた記録そのものが、
やがて彼女を有罪にする。
五百年を隔てた二本の線は、一行の言葉で繋がっている。
――分類できないことが罪になるとき、その基準を書いたのは誰か。
短編/全15節/約9,700字
0.50000000000000 ちょうどで返ってくる。小数点以下十四桁、
五のあとが全部ゼロ。改札が開かない。
1500年。ひとりの少女が、親友を魔女として告発するかどうかを
決められずにいる。わからないまま調べ続けた記録そのものが、
やがて彼女を有罪にする。
五百年を隔てた二本の線は、一行の言葉で繋がっている。
――分類できないことが罪になるとき、その基準を書いたのは誰か。
短編/全15節/約9,700字
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