企画から来ました。私も因習村小説を書いています。因習村モノというと、基本的にソトから来たものが、村の秘密に巻き込まれていくというのが定番。しかも村の論理は世間の非常識。それ故に恐怖要素が生じる。その村の秘密とは、オカルトであったり、エロであったり、秘密のお宝であったり。謎と恐怖が因習村もののキモだと思いますが、軽快なキャラの裏で、少しずつ、村の論理に基づく恐怖が忍び寄ってくるのが良いと思いました。児童向けということで読みやすいですし、良いお話だと思います。
置いてけぼりの夏休みが、浅香ルナにとって“人生の転機”へ変わる。山奥の村で出会った三人の同級生との絆、元・山天狗の巫女である祖母の秘密、そしてルナだけに届く山天狗の声。楽しい日々の裏で、財宝を狙うハンターと封印の呪いが迫り、村は危機に陥る。仲間が妖怪の血を引く者だと知ったルナは、巫女としての力を開花させ、結界術で立ち向かう。未来の夢を見せてくれる山天狗の応援と、仲間への想いが、彼女を強くする。友情と成長がまっすぐ胸に届く、熱いひと夏のファンタジー。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(136文字)