こちら、第三部まで読了した時点でのレビューです。ネタバレは避けます。
まず何よりストーリーが凄いです。
第一部は第二部の伏線であり、第二部は第三部の伏線であり、部を進めるごとに世界が深く広くなっていきます。
第四部はどうなってしまうのか、想像もつきません。
戦闘がとてもカッコいいです。
作者様は実際に長年MMO RPGをやってこられた方なので、ご自身の戦闘経験がそのまま創作に活かされているに違いありません。だからカッコいいだけではなく説得力があります。
また、特撮ヒーローが好きな方には特にぶっ刺さるでしょう。
キャラがとても魅力的です。
人が人を想う気持ちの尊さを感じずにはいられません。
主要キャラはもちろん、ギルドのモブ達も皆とても個性豊かで好きになってしまいます。
壮大で深遠で、45万字越えの超大作ですが、1章がだいたい3〜4話で構成されており、文章は品格がありながらもとても読みやすいものになっているので、ストレスなく読み進められるのも大変魅力的だと思います。
是非読んでみてください!!
本レビューは40話ほど読んだ段階でのレビューであることに留意願いたい。
まず、私がこの作品に感じる最大の魅力は、レビュータイトルにある通り「仮想」と「現実」の両軸で物語が展開されている点だ。
この物語の“目的”や“戦うべき相手”は仮想世界に集約していない。すなわち、主人公たちの目的や敵はその境界線を跨いで存在しているのだ。
登場するキャラクターたちも、そんな広いフィールドを闊歩できる実力者たち。そんなキャラクターが主人公の周りにあつまるストーリーやバックグラウンドも余すことなく描写されており、先の展開に期待が高まるばかりだ。
SF、VRMMOもの、さらには変身ヒーローものの魅力まで、風呂敷を広げているようで実は一貫しているこの作品への魅力は、読み進めれば読み進めるほど深まっていくこと間違いなし。
上記ジャンルに少しでもハマったことがある人に、是非とも読んでもらいたい作品だ。
ネットゲーム仲間のエリオットと新軸区で待ち合わせの約束をしていた悠斗は、いつの間にか慣れ親しんだ日常の光景から、現実離れした崩壊世界に閉じ込められます。
日常に戻れたように思えた後も、エリオットとの楽しい時間の狭間に差し込まれてくる恐怖体験。自身のトラウマをえぐられる、悪夢のような光景はいつしか、日常の象徴だったエリオットも巻き込み、現実世界をも浸食しはじめ――。
VRをモチーフとした作品ですが、この物語には明確な命の危機があり、それが悠斗の恐怖体験と直接リンクしています。
刻一刻と変わっていく悠斗を取り巻く環境、そして助けてくれるエリオットの存在、その緩急の効いたジェットコースターのような展開に、ドキドキ、そしてほんわかとした気持ちにさせられます。
ちりばめられた謎の答えが徐々に開示されていき、それに伴い自由度を増していくアクションの爽快感も最高でした。
悪夢のような仮想現実に立ち向かう悠斗とその仲間の物語。
おススメです!
VR空間で起こされたテロによって意識の覚醒を封じられた主人公が、仲間と共に強大な敵に立ち向かっていく現代ファンタジー作品です。
主人公は海外に暮らす親友との対面を控えた男子高校生。
彼は少しでも親友に楽しんでもらうため、観光場所の下見に訪れます。
しかし、そこで起こったのは、VR空間を利用したテロリズム。
連続する死の恐怖に囚われた主人公は、そのままいつ終わるともしれない地獄に叩き落とされてしまいます。
そんな彼を救ったのは、弟分と思っていた親友。
彼女は自身の性別と世界の真実を明かすと、そのまま主人公を救うためにVR空間に立ち向かいます。
果たして二人は現実世界に帰還できるのか。
ぜひ読んでみてください。