概要
もう、いやなんですよぉ
人は、誰かの代わりにはなれない。
これは1999年12月6日刊行『実録怪談集!世紀末特大号!』に掲載された記事の原稿を回収したものである。
これは1999年12月6日刊行『実録怪談集!世紀末特大号!』に掲載された記事の原稿を回収したものである。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!「おねがいします」の先に、終わらない怪異が待っている
音声を書き起こしただけの、簡素な取材記録。
そんな体裁だからこそ、そこに記された異常さが、作り話ではなく本当に残されていた記録のように迫ってきます。
取材相手の赤井さんに連れられ、山中の神社へ向かう新人記者・星野さん。
穏やかだったはずの会話は、雑木林に並ぶ無数のお地蔵様を前に、突如として意味を変えます。
「ちゃんとつれてきました」
「代わりを、連れてきましたよ」
赤井さんは何から逃れたかったのか。
なぜ泣きながら、誰かに許しを乞うているのか。
すべてを説明しないからこそ、言葉の背後にある怪異を想像してしまい、赤井さんの「もう、いやなんですよぉ」という悲痛な声が、読後も耳に残…続きを読む