概要
「ありがとう」は、幸せを見つける魔法の言葉。
余命を告げられた春樹が、幼い孫の小春に残したかったもの。
それは、お金でも、物でもなく——
「ありがとう」を見つける心だった。
春の光の中で紡がれる、祖父と孫のあたたかな時間。
そして遺された日記に綴られていた、娘への最後の言葉。
読み終えたあと、大切な人へ「ありがとう」を伝えたくなる、やさしく深い物語。
それは、お金でも、物でもなく——
「ありがとう」を見つける心だった。
春の光の中で紡がれる、祖父と孫のあたたかな時間。
そして遺された日記に綴られていた、娘への最後の言葉。
読み終えたあと、大切な人へ「ありがとう」を伝えたくなる、やさしく深い物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!幸せを残すことはできなくても、幸せを見つける心は残せる
もし、大切な人へ何か一つだけ残せるとしたら。
お金でもなく、物でもなく、知識でもなく。
春樹が幼い孫・小春へ残そうとしたのは、「ありがとう」を見つけられる心でした。
この物語を読んでいて、とても素敵だと思ったのは、「ありがとう」をただ礼儀として教えているのではないところです。
転んでも歩いてこられた自分の足。
咲いてくれた花。
ご飯を作ってくれる人。
抱きしめてくれる人。
普段なら当たり前のまま通り過ぎてしまいそうなものの中から、小さな幸せを見つける。
あたりまえは、あたりまえじゃない——だから「ありがとう」なのだと。
春樹が小春へ伝えようとしているのは、そんな“生き…続きを読む