「ありがとう」は魔法の言葉。けれど簡単に言えるようで言えない言葉。「ありがとう」は人と人を繋ぐ言葉。けれど、その想いはなかなか伝わらない。誰かのことを想って、誰かのために発する言葉。それが、どれだけ美しいものか。心から誰かに伝えよう。
祖父がノートに残した「ありがとう」の言葉をめぐる物語です。スマホもAIも登場しない世界。かえって温かい手触りを生み、どこか懐かしい時間へ連れ戻してくれる作品でした。
ありがとうを言えるのは、当たり前じゃないんですよね!肝心なことなのに、忙しさにかまけて忘れそうになっていました!!温かい周囲の人達に囲まれて、真っ直ぐ育っていくのはとても素敵なことだと思います。大人になった今もこの気持ちを忘れずにいたいと思いました!!
とても、やさしい気持ちになりました。素敵な物語をありがとうございました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(187文字)
香月深青先生のおなじみ?「ありがとう」シリーズの一作です。水前寺清子は出て来ません。皆さんご存知ですよね?昨今レビュー界隈で絶賛中の旬のシリーズです。そんな茶化してる訳ではありません。こうでもしなければ、泣けてきちゃうんです。「ありがとう」こんな素敵な日本語ないですよね。今度はお母さんじゃないんですよ。個人的には、いま私もジイジと呼ばれてますんで、これが一番身に染みたかな。読みますよね?読んでくださいね。泣いてくださいね。
とても、とても素敵なお話です。余命の迫った春樹さんが、孫の小春ちゃんに伝えたかったこと「ありがとう」の言葉がすごく、温かいです。本当に些細な事への「ありがとう」、生まれてきてくれたことへの「ありがとう」どんなことにもありがとうの気持ちを大切にしてほしいという春樹さんの想いが、小春ちゃんの中でしっかり息づいているラストまで、胸が熱くなりました。素敵なお話を、ありがとうございました。
とても綺麗な言葉が紡がれた作品に思えました。ただ、僕が捻くれてるせいでしょう、世界が綺麗すぎる感は否めませんでした。すみません。でも作者さまはとても優しい方なのだと想像できる作品でした。
優しい言葉が、静かに心へ沁みてくる作品です。祖父と孫の何気ない日常を描きながら、「ありがとう」という言葉の大切さを丁寧に伝えてくれます。派手な出来事はありません。けれど、だからこそ一つひとつの言葉が胸に刺さります。特に、「明日言おうと思ったありがとうが、明日、言えなくなることもある。」この一文には、思わず涙がこぼれました。読み終えたあと、大切な人へ「ありがとう」を伝えたくなる。そんな温かくて、優しい短編です。