概要
(内容)これから開催していくもの
・新人看護師へ
・私の看護観
・年をとっても一生の資格とするために
・ケーススタディはノンフィクション、名前と年齢と設定だけ変更済
(経歴)
呼吸器内科病棟(終末期、抗がん剤)
オペ室
亜急性混合病棟(耳鼻科、内科、整形、抗がん剤)
脳神経リハビリ病棟
脳神経外科病棟
総合内科クリニック
小規模多機能、デイサービス
ナーシング型有料老人ホーム
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人の弱さと、それでも真摯に向き合う看護記録
本作は、看護の現場で積み重ねられてきた一つひとつの経験を通して、
「人と向き合うとはどういうことか」を問い続ける作品だと感じました。
綺麗事では済まされない現場の矛盾や理不尽、患者・家族・医療者それぞれの立場で揺れ動く感情が、非常に生々しく、そしてまるで語りかけてくるかのような文体で描かれています。
また本作の魅力は、単なる美談に終わらせない点にあると思います。
「良い看護とは何か」という問いに対して明確な答えを示さず、迷い続ける姿そのものを描いているからこそ、自分ごととして持ち帰りながら、読み手も深く考えさせられます。
それぞれのケースは独立していながら、共通して“人間の弱さ”と“そ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!綺麗事では済まない命の現場。答えなき問いを抱え、伴走する渾身の看護記録
この物語を読み終えた今、胸に去来するのは、静かですが激しく燃える「命の灯」の余韻です。
著者の蒼龍葵さんは、看護師という聖職の仮面を被ることを拒否しています。
タバコを止めない患者に本音でぶつかり、自分を嫌う患者に葛藤し、後輩の不謹慎さに激昂する。そこに描かれているのは「白衣の天使」という偶像ではなく、泥臭く、不器用で、誰よりも誠実に命と取っ組み合いをする一人の人間の姿です。
「良い看護とは何か」
その答えのない問いを、600人以上の看取りを経てもなお抱き続ける著者の筆致は、鋭くもどこまでも温かい。
家族の疲弊や、医療従事者の慢心、そして消えない後悔。それらすべてを「美化」せず、ありの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それでも、明日が来る。患者が来る。
たくさん患者さんを担当していると、詰め所と病室で一日過ごす羽目になる。
私はねちっこく仕事をするタイプだったので、看護師さんの動きをよく見ていた。
彼女たちは、まさに天使だった。
「そんなことないです。私たち人間です。時には腹も立ちますよ」と言うけれど、嫌がる患者に熱心に入浴を勧め、ごはんを食べない患者を見つけると食形態を調整し、隙を見ては、気分転換に車いすに乗せてそばに付き添う。
本当に頭が下がる。
怒鳴られる日があっても「○○さん痛みがつよいのかなあ」、一度でいいから家に帰りたいと泣く人がいたら「何か少しでも楽しみを考えたい。自宅に数時間でもいいから連れていきたい。先生ついてきてく…続きを読む