概要
神様は何でも答えてくれた。だから、誰も問わなくなった。
ソラーナ地方には、何でも答えてくれる神様がいる。病気の原因も、農作物の管理も、人間関係の悩みも、神様に問えばすべて解決する。それは恵みだった。ずっと、恵みのはずだった。
二十一歳の秋、カナは親友を失う。答えがあったのに。答えが来たから、終わりにしたのに。
問いとともにいることの意味を、ある女性の半生を通じて静かに描く異世界小説。
二十一歳の秋、カナは親友を失う。答えがあったのに。答えが来たから、終わりにしたのに。
問いとともにいることの意味を、ある女性の半生を通じて静かに描く異世界小説。